日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼CEO:新野隆、以下NEC)およびNECグループのセキュリティ専門企業である株式会社インフォセック(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:鎌形 亨)は、セキュリティコンサルティングサービス会社のSEC Consult Unternehmensberatung GmbH(本社:オーストリア ウィーン、以下SEC Consult)とサイバー攻撃対策の分野で協業を開始しました。
本協業によりSEC Consultは、同社の事業基盤であるオーストリア・ドイツ・スイスを対象に、NECおよびインフォセックのセキュリティ専門要員によるセキュリティ監視サービスの提供に向けて検討を進めていきます。
近年、世界各国の政府機関や民間企業などにおいて高度かつ巧妙なサイバー攻撃による被害が拡大・深刻化しており、欧州においてもセキュリティ対策の必要性が高まっています。
NECとインフォセックはこれまで、顧客のネットワークやWebサイトを24時間365日体制で監視するセキュリティ監視サービスを提供しています。また、日本・欧州・米州の全3拠点で時差を利用して各々が日中の時間帯に業務を行う24時間監視体制の運用を開始するなど、顧客数拡大への対応および高いサービス品質の維持のためにセキュリティ監視体制の強化を進めています。
SEC Consult は、セキュリティコンサルティングやインシデントレスポンス(事故原因の調査・再発防止策の実施)、脆弱性検査などの各種サービスを提供しており、欧州における政府機関や民間企業などへの豊富な提供実績・ノウハウを有しています。
NECとインフォセック、SEC Consultは各社の強みを活かし、欧州に高度なセキュリティ監視サービスの提供を可能とする体制を構築していきます。
また、各社の持つサイバー脅威情報や技術ノウハウを活かし、サイバー攻撃対策の強化に貢献する製品・サービスの提供を目指します。