2021年 新年社長挨拶

2021/01/04
お知らせ
明けましておめでとうございます。
昨年は、半世紀以上をすぎて開催される東京オリンピック・パラリンピックの記念すべき象徴的一年となるべく年であったにもかかわらず、新型コロナウイルスの脅威に振り回され様々な変化を受け入れざるを得なくなるという、別の意味で記憶すべき変節の年となってしまいました。
ITシステムをサイバーセキュリティの脅威から守ることを使命として事業を遂行している立場からも、様々な非常事態における対応・対処に対して、日本のIT化が世界の中でこれほどまでに遅れてしまっているという事実を客観的に知ることとなりました。当社が事業を通して実行していくべきことは、ITシステムの進化を止めない、加速するためのものでなくてはならないこと、その為には常に最先端のITシステム・サービスに伴うセキュリティの脅威へ対応を継続・維持しつづけるサービスを提供していくことにあるということを改めて強く認識いたしました。
いよいよ2021年が幕を開けました。例年に比べ短い正月休みの間にも新型コロナウイルス感染者数は増大し、年始早々に11都府県で2回目の緊急事態宣言が発令されました。今回の宣言では飲食店にフォーカスされており、出勤や業務についての厳しい制約までは至っていませんが、今後の状況次第ではまだまだ予断を許さない状況です。こういった不確実な状況でビジネス活動の基盤を強固なものとするため、在宅勤務、テレワーク、リモート会議、クラウドサービス等の利用が企業のみでなく中央省庁・自治体、公共機関、医療機関、教育といった様々な業種・業態へと広がりを見せています。まさに、IT化、ディジタルトランスフォーメーションの取り組みが大きく動き始める変革の幕開けの年となることが予感されます。ネガティブな観点のみではなく、新たなビジネスが急速に広がり始めるポジティブな期待も高まってきております。
これに伴いサイバーセキュリティの脅威も加速度的に拡大して行きます。そこで最も大きな課題になるのは専門性の高いエンジニアの不足です。如何に先進の対策、システムが提供されたとしても、これらシステムを運用・維持しながら日々進化する攻撃に対応していくための専門人材が不足すれば、脅威への対応を継続維持していくことができなくなってしまいます。
こいうった根本的な課題を解決するためには、当社が提供しておりますようなマネージドセキュリティサービスの活用も極めて重要な要素となります。ここ最近のお客様からの問い合わせやご依頼いただく内容からも、単なる製品の提供や導入のお手伝いにとどまらず、ポリシーの見直し、インシデント対応、CSIRT体制構築、運用といった多岐にわたるより踏み込んだ複合的なサービス提供へのニーズが急速に増大していると実感しております。
当社は、今後ともビジネスを通してお客様の事業の発展を支え、豊かな社会基盤を築くための貢献をしていける会社でありたいと考えております。
本年も、皆様のビジネスに貢献できるよう全力で取り組んでまいります。より一層のご期待とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社インフォセック
代表取締役社長
北風 二郎

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