クラスルーム形式で行われるこの2日間の導入ワークショップは、COBITの基本的な知識を有しているものの、IT管理とガバナンスの実際の導入経験が十分ではない方を対象としています。コースの内容は、COBITの導入にあたって実際的な役割を果たす、あらゆる受講者に対応しています。
COBITは、情報、IT、ならびに関連リスクのコントロールに関する世界的なベストプラクティスであり、ますます認知度が高まっています。このガバナンスとコントロールのフレームワークにより、企業はITに対し、効果的かつ本質的なガバナンスを広範囲にわたって導入できます。COBITは、ITセキュリティとコントロールの優れた実践標準として幅広く適用され、認知されていて、経営層やユーザのほか、ITの監査、コントロール、セキュリティ担当者が参照できるフレームワークを提供しています。
Val ITは、IT投資から最大の価値を具現化するためのガイダンスを組織へ提供します。特に、投資決定や起こりうるリスクを管理することで得られる具体的なメリットに焦点を当てています。また、Val IT は、COBIT をビジネスや財務的な観点から補完するものであり、IT による価値提供に関心を持つ人々に役立つものです。
受講者はこのコースを通じて、実践的な経験と知識を習得し、COBITとVal ITを用いてITガバナンスを導入するためのロードマップを学ぶことができます。
ISACA(www.isaca.org)では、体系的な正式教育の必要性を認識し、ITプレナーズ社と協力して、本格的なCOBIT学習ソリューションを開発しました。このトレーニングコースの所有権はISACAとITプレナーズ社が有し、市場でのコース実施はパートナー企業によって管理されています。一連のCOBITコースウェアは、ITにおけるセキュリティとコントロールの優れた実践基準に関する、世界的に認められたITGIのCOBITフレームワークに沿って開発され、体系的な教育のニーズに対応しています。
体系的な教育とトレーニングにより、COBITのスムーズな解釈が可能になり、組織や専門家が一貫して、適切かつ確実にCOBITを採用できるようになります。
このワークショップでは、受講者はCOBITの目標と基本原則を習得し、組織にとってCOBITがどのような意味を持つかを理解します。受講者は、標準化された確かな導入ロードマップによって、COBITとVal ITを用いたITガバナンスの導入手順を学ぶことができます。対象範囲と計画立案を含め、ロードマップのコンポーネントはすべてワークショップで検討します。
受講者はCOBITについて十分な知識を有している必要があります。基本的な知識が不足している場合は、COBITファンデーションコースを修了したうえで、このワークショップに参加してください。
学習成果
- IT GOVERNANCE IMPLEMENTATIONGUIDE, 2ND EDITION (ITガバナンス導入ガイド第2版)に基づいた、ITGIのITガバナンス導入アプローチについて理解する
- 導入ロードマップと、COBITおよびVal ITが導入の各ステップをどのようにサポートするのかを理解する
- COBITとVal ITに基づいて、ITガバナンスのイニシアチブの対象範囲を見極め、計画を策定する
- COBIT成熟度モデルを用いてプロセス能力を評価する
- コントロール目標とコントロールプラクティスを用いた改善策について計画する
- COBITの測定指標とバランススコアカードを用いて、パフォーマンス測定フレームワークを作成する
- ITガバナンスの導入状態を維持する
- 実践面での導入要因を検討する
- ISACAによるCOBIT導入サポートについて把握する
- コースのテキスト: コースで使用されるスライドすべてのコピー、ケーススタディで取り上げる企業の背景情報、導入ガイドツールキットにあるテンプレートのコピーを収録している
- COBIT 4.0のAI6の抜粋と、ケーススタディで使用する取締役会向け資料の付録A、Bのコピー
- ケーススタディごとの模範解答
このコースに関心がある受講者にとっては、COBIT for SOX(COB1013E)、COBITファンデーションコース(COBJ1010/COBJ1022/COBJ1023)、COBITファンデーション試験(COBJ1030)など、COBIT関連製品のコースにも役立ちます。














